種牡馬
注目したいのはランキング3位のスペシャルウィーク。
複勝率は50%で単複回収率は100%に届かないものの、
共に80%台ならまずまずといえる。
昨年の勝ち馬であるブエナビスタなどを輩出しており、
桜花賞での実績もあり。
同系のダンスインザダークもいつもよりかは好成績を
収めており、ジリ・サンデー系がこの条件を得意と
しているのがうかがえられる。
その他では全体的にサンデー系の種牡馬たちが上位に
ランクインしている。
中でも昨年の2着馬であるレッドディザイアの父マンハッタン
カフェは、全項目合格ラインを上回っており注目したい存在。
サンデー系以外ではエンドスウィープ、タイキシャトル、
グラスワンダーなどがまずまずの成績を収めているだけに
注目したいところ。
系統別ではニジンスキー系の種牡馬が活躍傾向にあり、
単勝回収率165%、複勝回収率184%とともに100%を大きく
上回っており注目したい系統といえる。
母父
母父で注目したいのはランキング1位のノーザンテースト。
成績も安定した数字を出しており、桜花賞でも過去5年間で
ダイワスカーレットやキストゥヘブンなどの勝ち馬を輩出している。
その他では全体的にランキング上位の母父たちは安定した
成績を収めており、ランキング上位に入っている母父たち
には注目して損はないはず。
系統別ではこれといって抜きん出ている系統はなく、どれも
平行線といった感じ。
この条件を苦手としている系統では、米国ノーザン系の馬たちが
苦戦した数字を出しており、嫌ってみる価値はありそうだ。
今年の出走馬を見て血統評価をすると、
◎=ステラリード、ギンザボナンザ
〇=コスモネモシン、シンメイフジ、ラナンキュラス
▲=アプリコットフィズ、アニメイトバイオ、タガノエリザベート
人気になりそうなアパパネは、母系が米国ノーザン系という点が
気がかりです。
ちなみに父親であるキングカメハメハの成績は(0・0・1.4)という
成績で、こちらもあまり評価できない数字となっています。
今週のその他の重賞レース情報は